Vプレミアリーグ6日目終了時点でのミドルたち

来週で1レグも終了するVプレミアリーグ
個人ランキングのアタック決定率にセット当たり3本の打数をクリアするミドルがいないという事象が起きたと聞いて、ここまで6試合の状況をまとめてみた。

データ元はVリーグ機構の公式帳票より。
総打数→全選手の打数の合計
ミドル打数→全ミドルブロッカーの打数の合計()内は総打数に占める割合
助っ人打数→外国籍選手の打数の合計()内は総打数に占める割合

セット当たりのミドル打数→そのまま。これが3本を越えないと「アタック決定率」に載らない。規定の「チーム全試合の70%以上の出場数かつチーム全セット数の67%の出場セット数」を満たすミドルブロッカーのみ記載。…なるほど、確かに袴谷さんしか超えていない。



堺ブレイザーズ

総打数   749
ミドル打数 152(20.29%)
助っ人打数 284(37.92%)

セット当たりのミドル打数
松本慶彦 2.88本
横田一義 2.96本



パナソニックパンサーズ

総打数   671
ミドル打数 87(12.97%)
助っ人打数 165(24.59%)

セット当たりのミドル打数
白澤健児 1.87本
山添信也 1.95本



東レアローズ

総打数   733
ミドル打数 113(15.42%)
助っ人打数 142(19.37%)


セット当たりのミドル打数
富松崇彰  2.13本
黒木康太郎 2.55本


サントリーサンバーズ

総打数   729
ミドル打数 131(17.97%)
助っ人打数 210(28.8%)

セット当たりのミドル打数
山村宏太 2.45本
塩田達也 2.48本


豊田合成トレフェルサ

総打数   768
ミドル打数 105(13.67%)
助っ人打数 269(35.03%)

セット当たりのミドル打数
近裕崇 2.24本
山近哲 1.96本


JTサンダーズ

総打数   795
ミドル打数 81(10.19%)
助っ人打数 314(39.5%)

セット当たりのミドル打数
町野仁志 1本
筧本翔昂 1.8本


FC東京

総打数   771
ミドル打数 109(14.13%)
助っ人打数 241(31.26%)

セット当たりのミドル打数
山本雄史 1.5本
衛藤英興 2.11本


ジェイテクトSTINGS

総打数   750
ミドル打数 135(18%)
助っ人打数 152(20.27%)

セット当たりのミドル打数
袴谷亮介 3.09本
金丸晃大 2.35本




ミドルを多く使っている順に並べると、
堺,ジェイテクト,サントリー,東レ,FC,合成,パナ,JTとなる。

今のところ順位が全く比例しないあたり、ミドルの使用率は勝率と相関がないようにも見えてしまうところが怖いところ。
ついでに言うとチームのレセプション成功率にも全く関係していない(上位は合成,パナ,東レ)ので、セッターの質とかチームカラーとかその辺りが大きく影響するのだろうとは思う。



ちなみに外国籍選手の打数は、怪我をしているチームも多くきっちり比較できないが、JTと堺は今季も多い。


〜以下追記〜
フォロワーさんから意見を頂いたので、外国籍選手のセット当たりの打数を出してみた。
これなら怪我であってもどのチームが依存度高いかわかるかも。

ペピチ:10.92本
ダンチ:6.88本
ボヨビッチ:7.1本
スタンリー:10本
レオナルド:10.76本
イゴール:11.63本
グラディナロフ:9.64本
サンチェス:8.44本


JT,堺,合成,サントリー,FC,ジェイテクト,東レ,パナソニックの順にセット当たりの打数が多くなっている。