タイとの対戦経験を調べてみる

はじめに

上海にて開催されているアジアクラブ選手権

日本からはVプレミアリーグ11/12のレギュラーラウンドの優勝を飾った東レアローズが出場しており、現在3勝1敗でDグループ2位に付けている。

明日は5連覇の強敵かつ宿敵、イランと対戦。

東レのチーム状況やモチベ、戦いの様子については某所で言いたいことは言ったし(すみません)、何しろ観戦できない現状では自分の目や耳で判断することができないので、ここで言及するのは控えたい。


さて、昨夜フル負けで接戦を落としたわけだが、そんな対戦相手・タイ(今大会はChonburiというチームが出場している模様)との対戦経験はどのようになっているのか。
パンパシでは近年必ずタイとの対戦があるので、そこを当たってみようということで。(フォロワーさん名案多謝です)
ユニバやアジア〜大会になってくると調べるのが更に大変になるのでそれは置いておいて(苦笑)、パンパシメンバーを2007年から調べてみた。

2007年

1.角田辰徳(24)/東レ
2.大竹貴久(23)/パナソニック
3.二木健太(23)/サントリー
4.丸山祥二(23)/豊田合成
5.金子隆行(23)/NEC
6.米山裕太(23)/東レ
7.古賀幸一郎(23)/NEC
8.菅直哉(22)/筑波大
10.柴小屋康行(22)/早稲田大
11.福澤達哉(21)/中央大
12.清水邦広(21)/東海大
13.相澤寿(22)/日体大


黄金の84世代と86世代が被っただけに豪華な布陣。
角さん、一回目。
日本準優勝、タイ3位。

2008年

1.横田一義(22)/大商大
2.鈴木悠二(22)/筑波大
3.米山達也(22)/日体大
4.日高裕次郎(22)/日体大
5.菅直哉(23)/NEC
6.岡本祥吾(22)/法政大
7.内藤和也(21)/中央大
8.古田史郎(21)/法政大
9.八子大輔(20)/東海大
10.柴小屋康行(23)/NEC
11.幡司一貴(23)/豊田合成
12.永野健(23)/パナソニック

本来はこの辺りのメンバーに代表経験を積んでいて欲しいところなのだが…
古田さんと悠二さん、一回目。
タイ優勝、日本3位。


2009年

1.菅直哉(24)/NEC
2.柴小屋康行(24)/NEC
3.永野健(24)/パナソニック
4.相澤寿(24)/東レ
5.鈴木悠二(23)/東レ
6.岡本祥吾(23)/サントリー
7.内藤和也(22)/中央大
8.高松卓矢(22)/日体大
9.古田史郎(22)/法政大
10.八子大輔(21)/東海大
11.千々木駿介(20)/中央大
12.安永拓弥(20)/東海大


今年の内定選手達がちらほら入ってきた。
古田さんと悠二さん、二回目。
日本優勝、タイ3位。


2010年

1.牟田真司(22)/東亜大
2.八子大輔(22)/東海大
3.橋本大智(21)/東亜大
4.千々木駿介(21)/中央大
5.安永拓弥(21)/東海大
6.星野秀知(20)/東海大
7.筧本翔昴(23)/JT
8.深津旭弘(23)/JT
9.坂梨朋彦(23)/堺
10.高松卓矢(23)/豊田合成
11.古田史郎(23)/東レ
12.近裕崇(23)/豊田合成

怪我とかいろいろなことがあったらしいと噂に聞いたが…な年。
古田さん、三回目。
日本優勝、タイ3位。


2011年

1.伊東勇樹(24)/パナソニック
2.深津旭弘(24)/JT
3.近裕崇(24)/豊田合成
4.高橋賢(23)/サントリー
5.小澤翔(22)/東海大
6.伊藤康貴(22)/順大
7.千々木駿介(22)/中央大
8.梅野聡(22)/日体大
11.渡辺奏吾(21)/中央大
12.星野秀知(21)/東海大
13.山添信也(24)/パナソニック
14.筧本翔昴(24)/JT


この年はシニア登録を兼ねた選手がいないのが大きな特色かも。
梅野さん、一回目。
日本優勝、タイ3位。


2012年

1.小澤翔(23)/JT
2.伊藤康貴(23)/堺
3.千々木駿介(23)/堺
4.古賀太一郎(23)/豊田合成
5.塩田達也(23)/サントリー
6.安永拓弥(23)/JT
7.深津英臣(22)/東海大
8.渡辺奏吾(22)/中央大
9.星野秀知(22)/東海大
10.出耒田敬(21)/筑波大
11.前田一誠(21)/筑波大
12.伏見大和(21)/順大


そして先日のメンバーへ。
そろそろ大学選手の進路も気になってくる時期に。
日本優勝、タイ3位。


結局。

東レの選手、意外にもタイとの試合経験は少なくないのではと。
試合経験ばかりを言い訳にして欲しくはないところ。
大木さん、瀬戸口さん(王さんも?)はもしかしたら初の国際戦なのかなと思うが。

ここまで調べておいてなんだが、個人の試合経験がいくらあってもチームの勝ち星に繋がるとは限らないのが団体競技の醍醐味だと思っている。

だからこそ、うまく個々が噛み合って「結束」した時の爽快感は筆舌に尽しがたいものがあるのは言うまでもない。